いのちと人権を守る

2009年6月1日

医療の現状多くの人に“医良”フォーラム 大阪民医連

【大阪発】「大阪の地域医療を考える」“医良”フォーラムが四月二九日に開かれ、医療関係者や市民など一一一人が参加しました。
 松本久・耳原総合病院長が「大阪では、廃院や統廃合があい次いでいる。打開策を考えたい」と問題提起。基調報告は、大阪保険医協会理事長の高本英司さ ん。自診療所の死因調査を紹介しました。「在宅で看取れなかった患者さん二二人のうち、一〇人が孤独死か自殺だった。これは社会的な問題。開業医として、 できることを考えたい」と話しました。その後、自治体病院のあり方、救急搬送受け入れ不能問題についての発言を受け、フロアからも社医研の開業医の労働調 査、市民団体のとりくみなどが発表されました。
 最後に松本院長が「府民にもっと低医療費政策や医師・看護師不足を知らせ、いっしょに運動を広げよう」と参加者に訴えました。(横山健、耳原総合病院・事務)

(民医連新聞 第1453号 2009年6月1日)

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