民医連新聞

2009年5月18日

全医師の75%が署名 道東勤医協ねむろ医院

【北海道発】当院は、「医師増員を求める医師・医学生署名」を根室市内の全医師から集めようと、昨年八月から訪問して要請し、全医師の七五%が署名しました。
 田辺利男院長と二人で、根室市医師団(医師会)の役員をはじめ、全開業医を訪問。ほとんどの医師が快く署名に応じました。市立病院では院長と懇談。院長は六人分の署名を集めてくれました。
 当市では、市内で唯一の療養病床をもつ病院が閉鎖し、市立病院の医師が減少して、深刻な医療危機に直面しました。その後「オール根室」の運動が広がり、 六人にまで減った市立病院の医師数は一四人にまで回復、四月には一五人になる見通しです。
 この間、救急医療体制をささえるため、開業医が交代で市立病院の休日診療を担ってきました。田辺院長も二カ月に一回参加し、奮闘しています。(高橋香織、事務)

(民医連新聞 第1452号 2009年5月18日)

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