民医連新聞

2009年5月4日

倫理講演会を開催 大分健生病院 

【大分発】二月一二日と三月一二日、当院倫理委員会の外部委員を講師に迎え、倫理講演会を開催。両日とも約五〇人の職員・組合員が参加しました。
 第一回目は、大分県立看護科学大学准教授の平野亙(わたる)さんが「患者の意思決定と最善の利益~患者が治療を拒否するとき~」を講演。インフォームド コンセントの意義の説明から、患者が意思決定できない場合はどうしたらよいのかなど具体的な話でした。
 第二回目は、臨済宗妙心寺派自性寺(中津市)住職の河北一直さんが「仏教と医療~日本人の死生観、死のとらえ方」を講演。禅の教えにふれ、「倫理・道徳 は変化する。世の中の流れに従って、あるがままを真実として捉えることが大事」などの話で、和(なご)やかな雰囲気の学習会となりました。(濱村裕美、事 務)

(民医連新聞 第1451号 2009年5月4日)

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