民医連新聞

2009年3月2日

路上生活者へ炊き出し 健康相談も みどり病院

【岐阜発】一月二三日夜、路上生活者支援の炊き出しを岐阜市内の公園で行いました。岐阜・野宿者支援の会が主催し、当院からも看護師二人、SW一人、事務三人が参加しました。
 炊き出しのほか、かぜ薬やカイロなどを配り、弁護士が生活相談、当院は健康相談を担当。路上生活者は約二〇人が訪れました。みな不調を訴え、健康面でとても不安をかかえていました。
 参加した住田崇事務長は「身なりはきれいで路上生活者とは見えない人が多かった。また、ありきたりな健康相談より、市販薬などの物品や連絡先・テレホン カードの配布、生活保護申請につなげる生活相談、活動をささえるカンパなどが必要だと感じた。行政を動かすことも大切」と語りました。
 また一月三〇日、県の指導で岐阜市は、これまでいっさい受け付けなかった路上生活者の生活保護申請を受理。画期的な動きです。(林 信悟、SW)

(民医連新聞 第1447号 2009年3月2日)

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