民医連新聞

2006年7月17日

医療・介護情報BOX 東海地方からも参加者が 糖尿病スタッフセミナー 耳原老松診療所

 大阪・耳原老松診療所では、五月一三日に八回目となる「おいまつ糖尿病スタッフセミナー」を国際障害者交流センター「ビッグ・アイ」で開催し、六二人が参加しました。今回のテーマは、「原点にかえる糖尿病患者教育~あなたは何を伝えたい?」です。

 このセミナーは、日本糖尿病教育学会の認定を受けているため、受講すると糖尿病療養指導士の認定更新の単位を取得することができます。そのため民医連に限らず、近畿を中心に東海地方からも看護師さんや栄養士さんが参加する企画になっています。

 今回は、順天堂大学医学部の福田洋医師を講師に招きました。患者教育の意味と効果的な手法について、参加者に問いかける講演でした。

 後半は、「高齢者」や「合併症」、「中断」など、六つのテーマに別れての分散会を行いました。環境や患者層も異 なる、様ざまな看護現場や栄養指導の現状で、「どう関わっているのか」、「どう関わりたいのか」など、意見を出し、夢を語り合いました。今後の糖尿病の療 養指導に役立つセミナーになりました。

 次回は、「視力障害の見えにくさを考える」、「歩き続ける足のために」をテーマに一〇月一四日に開催予定です。(北村嘉代、看護師)

(民医連新聞 第1384号 2006年7月17日)

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