民医連新聞

2006年7月3日

介護トピックス 筋力強化にとどまらない 介護予防講演会ひらく 山梨民医連

当県連の高齢者医療介護福祉委員会は、五月一三日、「夢の介護予防」と題した介護講演会を行いました。
 筋力強化にとどまらない介護予防を模索しようというもの。
 講演に招いたのは、山口県にある、みずうみ村山口デイサービスセンターの藤原茂理事長。藤原さんは日本で一番大きなデイサービスセンターの実践を紹介し ながら、「介護予防リハビリとは、生活を援助することを通して、自立を支援すること。重要なのは、人生の現役であり続けるために健康を維持すること」と、 強調しました。
 そして、医療者は利用者の動作を機能という視点でとらえがちだが、「どんな状況でどういう思いで動こうとしているのか」に注目することも大切、と訴えました。
 ユニークなプログラムや命名を聞いて、「見学してみたい」などの感想が出ていました。(甲府共立診療所・加賀美武、医師)

(民医連新聞 第1383号 2006年7月3日)

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