民医連新聞

2006年5月1日

介護トピックス 銭湯でデイサービス (株)ファミリーケア

【東京発】足立区の介護予防事業「銭湯を利用してのミニ・デイサービス」を、㈱ファミリーケアが受託しました。七月の本格稼働を前にモデル事業が行われました。それぞれ参加者は一五人で週に一回でした。

 内容は、看護スタッフが健康チェックを歯科衛生士が歯のチェックと口腔ケアを行います。簡単な柔軟体操では、 「ハイ」とか「エイ」など、かけ声をかけます。それが肺活量を増やし健康によいそうです。頭の体操になり集中力を養う、やさしい計算を取り入れたゲームも ありました。

 そのあとで銭湯に入り、汗を流して休憩。昼食は配食サービスから届けられたおいしい食事でした。

 つらい運動ではなく、楽しく、銭湯のリラックスできる雰囲気もあり、効果がありそうです。

 「遠方から来て息子と同居し、知り合いもなく家にこもっていたが、このサービスを知り参加した」という人もいて、仲間づくりができることも、良いと思います。

 利用料は、食事代として六〇〇円、入浴料として二〇〇円の負担です。

(横溝一雄、足立健康友の会)

(民医連新聞 第1379号 2006年5月1日)

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