民医連新聞

2009年2月2日

三〇人以上が参加 ホームレス越冬支援 熊本民医連

 【熊本発】一 二月一八日、例年年末に実施しているホームレス越冬支援行動にとりくみました。当県連や生健会などが呼びかけて始まった行動で、これまでのとりくみで一〇 〇人以上が生活保護を受給しています。民医連からは医学生四人や、三年目研修の一環で一〇人の看護師も参加するなど、三〇人以上になりました。
 八つの班にわかれ、熊本市内の公園や橋の下を訪問しました。調査票にもとづいて生活と健康状態を聞き取り、看護師が健康チェック。また、おにぎりや豚汁を配りました。その中の一人がくわみず病院を緊急受診しました。
 参加した医学生は、「ある人は『希望も不安もない』と明るく言っていました。でも、毎日の小さなできごとなど誰かと感情を共有することで楽しくなるの に、そういうことをあきらめてしまっているようで、何か悲しかったです」と感想を話しました。(高尾 肇、事務)

(民医連新聞 第1445号 2009年2月2日)

リング1この記事を見た人はこんな記事も見ています。


お役立コンテンツ

▲ページTOPへ