民医連新聞

2005年3月21日

医療・介護情報BOX 自分たちの体も守るトランスの基本学ぶ 米子医療生協

 【鳥取発】一月二〇日、勤務が終わった後に「患者・利用者様に優しく、自分たちの体を守る移動・体位のとり方の基本」と題して、学習会を行いました。腰痛で病欠する職員が続出したことを重視したものです。

 三診療所と訪看ステーションの看護師、介護福祉士や事務も集まりました。講師はもと看護師で、現在デイケアボランティアに来ている森岡睦子さんです。

 講義を受けた後は、実際の体位のとり方、移動のしかたを学びました。移動時に患者様をささえる時は、腰に負担を かけないことが基本。「体位を変える時も、腕で押すのでなく、身体全体を使って」。いま診療所で行っているトランスの方法と比較しながら、アドバイスを受 けました(写真)。

 森岡さんが身体障害児センターの看護師として三〇年、腰痛も起こさず働き続けられたのは、理論でも実践でも基本が頭に入っているからなのだ、とあらためて認識しました。(岡村淑恵・事務)

(民医連新聞 第1352号 2005年3月21日)

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