いつでも元気

2013年11月1日

私たちの後継者

「車いすの扱い方」学ぶ 岡山医療生協芥子山支部 torikumi265_03

 八月八日、近くの公民館で夏休みの小学生を対象に「車いすの扱い方」の学習・体験会をおこないました。
 理学療法士を講師に、小学一~五年生一〇人が参加。車いすの部品の名称や安全な乗り方・乗せ方の説明のあと、二人組になって実習しました。声のかけ方や段差の越え方も習いました。
 最後は戸外に出て、玄関前のスロープでの運転に挑戦。難しいところは組合員がお手伝いし、久しぶりに子どもたちとふれあった楽しいひとときでした。
(湯原明慧通信員)

健康教室で「お宝ゲット」 京都・吉祥院健康友の会

 八月二二日、当友の会恒例の「夏のこども健康教室」を開きました。吉祥院こども診療所 スタッフのアイデアで、今年は人気漫画『ONE PIECE』になぞらえたスタンプラリー形式を採り入れました。「宝の地図に書かれたミッションをクリア していこう」と、いろいろな見学や体験をして、最後に「お宝ゲット!」という趣向です。
 身体のしくみに関する説明を受けたあと、手洗い体験や血圧測定に進み、自動尿分析装置を使っての測定体験や病院給食の試食もしました。
 遊び心満載の企画で、楽しみながら充分に学べたようです。
(山路卓也通信員)

「病院探検隊」に21人 新潟勤医協新津総支部

 八月四日、下越病院で「病院探検隊」をおこない、小学四~六年生二一人が参加しました。病院で働くたくさんの職種を紹介しながら、いのちの大切さを感じてもらおうと、毎年おこなっています。
 白衣に着替え、さっそく聴診器で心臓と肺の音を聴きあいました。その後、薬剤課や検査課、リハビリ課や放射線課をまわり、車いす練習もおこないました。
 院内で職員や患者さんとすれ違うたびに、「かわいい」と声がかかり、ちょっぴりはずかしそうにしながらも誇らしげでした。子どもたちから「勉強になり、楽しかったです」などの感想が寄せられました。
(宮本栄子通信員)

ハンディキャップ体験 宮城・泉病院友の会

 七月二五日、「夏休み子ども一日病院探検」を開き、小学校高学年八人が参加しました。
 今回の目的の一つは、ハンディキャップ体験を通じて、身体の不自由な方の生活を知ること。「段差のあるところで車いすに乗る」「利き手でないほうの手で 食事をする」「軍手をはめて、その上に乗せたビー玉の数を当てる」など、いろいろなプログラムを体験していました。
 その後、放射線室や手術室を見学。最初は緊張していた小学生たちも、病院スタッフの優しく丁寧な説明に次第に慣れてきて、時折笑顔も見せていました。
(川村東生通信員)

高校生1日体験 徳島・健生歯科

 七月二五日、当院にて「高校生一日体験」をおこないました。歯科医師体験希望が五人、歯科衛生士体験希望が六人の合計一一人が参加。模型を使って歯石を除去したり、むし歯治療の体験をしたりしました。
 参加者からは「どんな作業でも患者さんの気持ちを考えて作業することが大切と感じた」「仕事の量が多く、思ったより細かい作業にびっくり」「歯科医師・ 歯科衛生士へのあこがれが一段と強くなった」などの感想が寄せられました。
(森有美)

ともに学んだ「つどい」 佐賀県医療生協

 八月五~七日、愛知県豊橋市で「民医連の医療と研修を考える医学生のつどい」がおこなわれました。医学生自身の関心にもとづいて企画をつくりあげる全国集会で、医学生が民医連を実感する場にもなっています。
 今年のテーマは、終末期医療について。終末期の患者とその家族の背景にある社会的な問題、国が意図的につくり出している“安上がり医療”の現状などを学 びました。私は共同組織から助言者として参加しましたが、患者の立場からも深い学びができました。
(岩見功通信員)


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いつでも元気11月号No.265より

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