いつでも元気

2013年5月1日

仲間・要求・たたかい

支部を作ろう 東京・葛飾医療生活協同組合torikumi259_06

 当医療生協の金町ブロックでは、昨年新しい支部が二つ誕生しました。他の二つの地域にも支部を作ろうと準備中です。
 まずは金町診療所の待合室を借りて、月一回の「お茶のみ会」を始めました。五回目となった二月二三日には、一三人の方が参加してくださいました。
 自己紹介から始めて、日頃の思いや健康のことなどを語りあいます。初対面でも組合員同士なのですぐに打ち解けることができ、何でも話せる場になっています。
(中村初枝)

定例班会で信頼関係 岐阜健康友の会

 岐阜市北西部のポポロ班では、毎月定例で班会を開いています。高校を定年退職されたご夫婦が、五年前に大きな建物を改装して「ポポロ(民衆)の家」を始めました。それを聞きつけ、健康づくりのための班会を開いてほしいとお願いしたのがきっかけです。
 毎回二〇人ほどが集まり、おいしい食事を楽しみながら、体操や学習をおこなっています。誕生月の方には花をプレゼント。
 五年間で仲間も増え、いつでも助けあえる信頼関係がおのずとできてきました。『元気』も積極的に購読していただけます。
(高橋利博通信員)

国保問題で町と懇談 宮城・大崎健康福祉友の会

 一月二八日、大崎社保協のメンバーといっしょに、加美町・色麻町と医療・福祉の問題について懇談しました。
 加美町では、正規の保険証ではない資格証明書(一〇四世帯)、短期保険証(二六一世帯)の発行が近隣の自治体より多く、住民の受療権を奪っています。こ のような事態に強く抗議しながら、黒字になっている国保財政の基金積み立てを若干取り崩すだけで一万円の国保料引き下げが可能であることを指摘しました。
 また、無料・低額診療事業利用者の薬代助成を求め、「検討する」と確約させました。
(菅原博志通信員)

対区交渉の要望実る 東京・健友会

 中野区は二〇一三年度予算作成にあたり、「区民健診の受診期間を一カ月延長して二月末までとする」「別々だった基本健診とがん検診などの受診票を一つにまとめる」と発表しました。健友会も参加する中野社保協が、この間要望してきたことが実ったものです。
 また、未実施の三五歳未満の健診について、東京二三区では「一五区で実施、一三区で無料」であることを伝え、区に「検討する」と表明させています。
 非正規雇用の拡大、労働条件の劣悪化などによって若者たちの健康状態の悪化が心配されることも踏まえ、引き続き要望を続けていきます。
(塚本晴彦)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気5月号No.259より

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