いつでも元気

2013年3月1日

まちで地域で

車いすから眺めると 東京・足立健康友の会

torikumi257_07 当友の会ボランティア委員会では、一二月三日に車いす講習会を開きました。講師はリハビリテーション病院の理学療法士と作業療法士です。
 楽しいトークで賑やかな講義のあと、道路に出て実地訓練をしました。車いすで出てみると、道路のデコボコや歩道との段差にあらためて驚かされます。車い すや障害をもった方だけでなく、高齢者や子ども連れにもやさしいまちでなければと痛感。「区に修繕を要請しよう」と、要望書提出の話題にまで発展しまし た。
 最後にあたたかいお茶を飲みながら反省会。「もっと学びたいので、また開催して」との意見が出ていました。
(大井民江通信員)

危険な県道を改善 岡山医療生協芥子山支部

 タクシーの待合所が県道より低くなっていて、通行するのに大変危険な場所がありました。一二月初旬に行ってみると、かさ上げの工事がされて、すっかり改善されていました。
 区役所に別の件で要望書を提出したときにも話題になり、区長さんに「困っているが、民有地なのであきらめている」と話しました。
 岡山市が政令指定都市になり、市が県道の管理もできるようになった上、地主さんの了解が得られて工事に至ったそうです。気になっていた場所なので、とても感謝しています。
(湯原明慧通信員)

患者会で学習と懇親 宮城・坂総合病院友の会

 当院には五つの患者会があり、胃がん患者でつくる「いちょうの会」もその一つです。毎年五月に総会、一一月に学習・懇親会を開き、年二回の「会報いちょう」で情報交換をしています。
 一一月二五日、午前は内視鏡についての講演を聴き、午後は会員の出し物で盛り上がりました。手術後の食事やダンピング症候群などの経験を話しあい、先生 のアドバイスで参加者は安心と自信を得たようです(『元気』12月号「胆管がん」を執筆した阿南陽二先生が当会の担当主治医です)。
 次の総会での再会を約束して閉会しました。
(佐藤久通信員)

妻を在宅で介護して 北海道・道東勤医協友の会連合会

  『元気』の「ほっと介護」に、一五年間の在宅介護体験を連載した野瀬義昭さんの講演会を開きました。
 「妻が倒れ、最初は無我夢中だったが、その時期が過ぎると、孤立感や過度のストレスが襲ってきた」とのこと。介護自殺や介護殺人などの“悪魔のささや き”が頭をかすめたときに、「このままではいけない」と、つらさをはき出し、つながりを作ろうと試行錯誤した体験も示唆に富んでいました。
 利用しにくい現行の介護保険制度について、「保険サギではないか」とも語り、「必要な人が、必要な時に、必要なだけ利用できる制度にすべき」と訴えました。
(亀井武通信員/写真・高橋滋)

法律を読み解く学習会 北海道・柏ケ丘健康友の会

 当友の会の中井貢事務局長を講師に、二八人が参加して学習会をしました。社会保障制度改革推進法について、自助・共助を強調して、公費負担を削減するねらいが指摘されました。
(佐々木和由)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気3月号No.257より

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