いつでも元気

2012年11月1日

地域に寄り添う

地域訪問してアンケート 北海道・民医連道南ブロック友の会

torikumi253_06 当ブロックでは地域訪問をしながら、六五歳以上の高齢者のアンケート調査をおこないました。函館稜北病院と函館診療所から、職員と友の会員六八人が参加しました。
 函館市では、ことし四月から高齢者に対する交通費助成制度の改悪(半額助成→上限六〇〇〇円)がおこなわれました。これに対し、「外出を控えている」 「近くにスーパーがないので困る」など、多くの方から深刻な声が寄せられました。そのほか、「年金からさまざまなものが引かれて、生活していけない」など の声もありました。
 参加した新入職員からは、「こんなに大変な思いで生活をしているとは思わなかった。考えさせられた」などの感想が寄せられました。
(舩木幸子通信員)

夏まつりで健康チェック 佐賀県医療生協

 七月二九日、佐賀市内の県営団地でおこなわれた夏まつりで健康チェックをしました。神野診療所職員と佐賀北支部の組合員が参加し、二時間で十数人の血圧測定や体脂肪などのチェックをしました。興味を持ってくれたのか、小学生がチェックを受ける一幕も。
 七~八年前、団地の班会で健康チェックをおこなっていたところ、「夏まつりでもやってほしい」と自治会から要望を受けたのがきっかけです。それ以降ずっと私たちのコーナーを設けてくださり、医療生協と診療所への期待と信頼が広がりつつあると感じます。
(岩見功通信員)

知事に現場の声を伝える 徳島健康生協

 七月二四日、県内各地から三六人の働く女性が参加し、知事と昼食をとりながらの懇談会が催されました。
 知事に福祉関連事業の現場で働く女性の声を直接伝え、課題を県の政策に反映させるというもの。当生協からは、現場の実態をふまえて高齢者への対応強化を提案しました。
 社会保障が大幅に後退しているもとで、ご近所やボランティアの力に頼るだけでは対応しきれないこと、ひとりぼっちの高齢者をなくすためにも行政の援助を強化してほしいと話しました。
(工藤豊子)

かき氷に笑顔 山形・鶴岡協立病院

  当院でのある日の出来事です。がん末期の患者さんに「何か食べたいものはないですか?」と聞いてみたところ、「いちご氷が食べたいな~」とおっしゃいまし た。看護師たちが準備すると、普段の食事はあまり召し上がらない方ですが、そのいちご氷は全部食べて、満面の笑顔に。こちらまで嬉しくなりました。
 ほかの入院患者さんにもおすそわけ。季節を感じながら、おいしそうに食べてくださいました。入院中のちょっとしたお楽しみの時間でした。
(今間圭子)

夏バテ対策料理味わう 東京・足立健康友の会北千住支部

 当支部柳原班では八月二一日、病院の栄養士と調理師を講師に、夏バテ予防について学びました。
 栄養士の講義のあと、調理師が実際に料理を作り、お手本を披露しました。夏バテ対策料理は、“手早く、手軽に、涼しげに”が合い言葉。軽快にレクチャー しながら、野菜たっぷり辛みしゃぶしゃぶを作ってくれました。他の班から噂を聞きつけて参加した会員もいて、とても有意義で楽しい雰囲気の班会になりまし た。
(大井民江通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気11月号No.253より

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