いつでも元気

2012年11月1日

戦争も原発もダメ!

諸悪の根源に日米安保 千葉・船橋二和病院健康友の会

torikumi253_04 八月二四日、当友の会と当院職員グループ共催の平和学校をおこないました。小泉親司・元参院議員を講師に、友の会員二五人、職員一五人が参加しました。
 テーマは「日米安保条約発効六〇年」。安保条約は当時の吉田茂首相が単独で署名したこと、歴代の日本政府が憲法九条をないがしろにしながら米軍基地強化をはかってきた歴史が語られました。
 日米共用軍事基地が一〇〇を超える実態や核密約の存在、原発二基分を備えた横須賀の原子力空母にも言及。危険な欠陥機・オスプレイが日本の上空を飛び交 う計画、米国の経済政策やルールを丸ごと日本に押しつけるTPPなどの根源に安保条約があることを理解し、腹立たしくなりました。
 しかし、この条約は一方からの通告でなくせるとのこと。一日も早く実現したいものです。
(柏木文代通信員)

原発問題学習会に110人 岡山協立病院

 八月九日、原発問題学習会を開き、一一〇人が参加しました。
 リハビリ職員の植木綾さんが、福島県南相馬市でおこなった支援について報告。特別講演では小西恭司・全日本民医連副会長を講師に、放射線による健康被害、除染の難しさ、がれき処理の考え方などについて学びました。
 学習会に先立っておこなわれた医療相談会では、子どもの健康に不安を持つ母親たちからの相談を受けました。小西医師や浪尾博志医師らが丁寧に応じ、日常診療の経験や学会の診断基準などを説明していました。
(藤原広志)

鳴子温泉で研修交流会 宮城・大崎健康福祉友の会加美支部

 八月三日、鳴子温泉で当支部の研修交流会を開き、四一人が参加しました。
 第一部では、「子どもたちを放射能から守るために」のDVDを鑑賞。加美町は原発事故から一年半が経過しても、比較的放射線量が高い地域です。幼稚園の 園庭で除染がおこなわれたり、タケノコ、シイタケなどの出荷が自粛されたりする深刻な状況が支部長から報告され、「原発ゼロ」「再稼働阻止」の運動があら ためて提起されました。
 二部は昼食を食べながらの交流会。民謡や踊りなどそれぞれの特技が飛び出し、予定の時間をこえて盛り上がりました。
(菅原博志通信員)

折り鶴でシール投票 神奈川北央医療生協

 八月四日、恒例の「鮎まつり花火大会」で、厚木市内は朝からまつり一色です。シャッター通りにもこの日ばかりは露店が並び、歩行者が行き交い、昔ながらの懐かしいにぎわいを取り戻します。
 私たちは毎年この日の昼下がり、地域の仲間と駅前に繰り出して、「核兵器全面禁止のアピール署名」を訴えています。ことしは「原発ノー」の宣伝もしながら、折り鶴を使ったシール投票も呼びかけました。
 八割近い方が「原発ノー」へ投票。わずか一時間でしたが、関心の高まりを感じた行動でした。今後も原発が停止する日まで、さらに輪を広げたいと思います。
(大日方弘夫通信員)

首相官邸前で声あげる 千葉健生病院健康友の会

 当友の会平和部は、月一回の会合のときに、千葉健生病院玄関前で「原発ゼロ」「核兵器をなくせ」の署名にとりくんでいます。八月二四日、毎週金曜日におこなわれている首相官邸前抗議行動にみんなで出かけました。
 私たちはファミリーゾーン周辺で行動。手作りのポスターをかかげた会社帰りらしき男性や、ペンライトを持った若い二人連れ、子どもを連れたお母さんなど、たくさんの人たちがいっしょに声をあげていました。
 スピーチエリアでは、当友の会会長もマイクを握りました。当院が被ばく者の検診と診療にとりくんできたことや、数十年にわたって身体に影響をあたえる放射能のおそろしさを語り、「原発はいらない」と訴えました。
(渡邊倭子)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気11月号No.253より

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