いつでも元気

2012年8月1日

命を救ったシール

岡山医療生協

torikumi250_05 当医療生協では組合員さんの自宅に「命を守る」シールを貼っています。このシールがひとりの男性の命を本当に救うことになりました。
 四国の造船所に派遣社員として勤務していた男性(39)が解雇されたのは、3月15日のことでした。給料の不払いなどの問題もありましたが、男性は岡山 に出れば何かあるだろうと、電車に乗ってやってきました。職を探しながら駅やネットカフェで過ごしていましたが、3月28日、とうとう体調不良と空腹に耐 えられなくなりました。
 たまたま見かけた「命を守る」シールを頼りに、当医療生協の長田美和子理事(写真)のお宅へ。長田理事は食事をふるまい、病院で受診してもらったあとで今後のことについて相談しました。ホームレス支援のNPO法人や生活と健康を守る会などとも協力して、翌日には当面の生活の場を確保。男性はあらためて求職活動を再開しました。
(牧野登)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気8月号No.250より

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