いつでも元気

2012年6月1日

地域医療を守れ!

9割近い賛同集めて 宮城・大崎健康福祉友の会岩出山ブロック

torikumi248_07 3月2日、地域の方々が待ち望んでいた「大崎市民病院岩出山分院」が新築され、診療が始まりました。真新しい病院内で、「よかったネ」と声をかけあいました。
 6年前、1市6町が合併し、新しい大崎市が誕生しました。同じ頃、新築されて地域医療の中核になるはずだった岩出山分院(40 床)の診療所化の提案が持ち上がりました。
 危機感を持った住民は、地域の9割近い賛同署名を集めて、市長と交渉を重ねてきました。
 「よかったネ」には、住民の要望と運動の苦労が結実した喜びが表されています。新病院が地域医療に積極的な役割を果たせるように見守っていきたいと思います。
(千葉一雄通信員)

民営化撤回を勝ちとる 北海道・道東勤医協友の会連合会

 『元気』3月号の本欄でも紹介していただいた、釧路市立阿寒病院の民営化問題。友の会や地域のみなさんの運動で、撤回させることができました。
 「市立阿寒病院のこれからを考える会」では、存続を求める住民集会後、ただちに署名活動にとりくみました。これまで市長を応援していた人たちも運動に加わり、2カ月で阿寒地域の有権者過半数分を集めることができました。
 市の住民説明会でも、多くの住民が民営化反対の意見を述べ、会場を圧倒しました。3月議会の共産党市議の質問で「民営化では介護療養病床が認められない」ことが判明し、ついに民営化を断念させることができました。引き続き、充実した診療体制を求めて運動していきます。
(亀井武通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気6月号No.248より

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