いつでも元気

2012年5月1日

復興祈願

よさこいで元気 宮城・坂総合病院友の会

torikumi247_01 当友の会七ケ浜ブロックの対象地域は、東日本大震災で多大な被害を受けました。津波で一〇〇〇戸以上が流されたり、浸水したりしました。
 仮設住宅も七カ所に四二一戸建てられ、一〇〇〇人以上の方々が生活しています。当友の会は医療・生活相談会などを通して、被災住民を支えようと努力してきました。
 一月末に新年会を開き、五八人が参加しました。オープニングは「翔舞連・よさこい」のみなさんの迫力ある踊りで、参加者に元気をあたえました。しばらくぶりに会う仲間たちと会話もはずみました。
 二月四日には友の会総会を開き、一四九人が参加。復旧・復興に向けて、被災者に寄り添いながら工夫を凝らして活動していくことなどを確認しあいました。
(佐藤久通信員)

光るリストバンド 山形・酒田健康生協

 当生協では、大震災が起きた三カ月後にチャリティーリストバンドを作りました。一個三〇〇円で販売し、材料費を除いた全額を義援金として寄付しています。
 生協の基本理念と地震発生日が刻印されており、蛍光なので停電時にもお互いの居場所を認識できます。みなさんの協力もあって、現在二〇〇〇個以上が売れています。
 みなさんでこのバンドをつけて、一日も早い復興を願いましょう。
(小野さよ子)

廃炉訴訟原告団長に聞く 北海道・道東勤医協友の会連合会

 内橋克人氏らの呼びかけに呼応して、「さようなら原発一〇〇〇万人アクションin釧路集会」を開きました。北海道泊原発廃炉訴訟原告団長の斉藤武一さんの講演と紙芝居「原発から海と子どもたちを守りたい」で学びあいました。
 斉藤さんは、保育士をしながら反原発の活動を続け、三四年にわたって泊原発から四キロにある岩内港の海水温をほぼ毎日測定しつづけてきました。それによ ると、泊原発の運転開始後、海水温は平均して〇・九度上がり、自然変動分の〇・六度を差し引いても〇・三度は上がっているといいます。
 多くの参加者は、紙芝居仕立てのわかりやすい講演に共感し、一〇〇〇万人署名を大きく広げるきっかけになりました。
(亀井武通信員)

生活不活発病に注意 宮城・大崎健康福祉友の会

 二月一五日、大崎市の保健師さんとスポーツクラブの講師を招き、四〇人が参加して転倒予防について学びました。
 保健師さんは、「家に閉じこもって体を動かさないと、体だけでなく頭の働きや心のあり方も弱まる」などと話し、被災地での生活不活発病に注意を促しまし た。「予防のため、散歩やスポーツで気分転換が必要」とのこと。
 スポーツクラブの講師からは、簡単で誰でも無理なくできる運動や歩き方について指導を受けました。
 「このような運動はしばらくぶり」「体が軽くなった」と感想が述べられたほか、「このような体操をまとめたパンフレットがほしい」などの声があがりました。
(平沢勇喜通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気5月号No.247より

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