いつでも元気

2012年1月1日

平和のバトン

東本願寺僧侶のコンサート 鳥取県民医連

torikumi243_05 鳥取県民医連などでつくる「平和のための戦争展」実行委員会では、一〇月一五日と一六日、鳥取市と米子市で東本願寺僧侶の鈴木君代さんを招いて「平和コンサートとイラクの子どもたち写真展」を開催しました。
 鈴木さんは、オープニングで憲法九条に曲をつけて歌い、続けて仏教用語で武器も軍隊も要らないという意味の「兵戈無用(ひょうがむよう)」という曲を演奏。「ふるさと」は観客もいっしょに歌いました。
 曲の合間には、なぜ自分が僧侶になったのかというお話や、前回の沖縄県知事選で伊波洋一候補を応援したこと、民医連との深い関わりなども話してくれまし た。あらためて平和の大切さを感じさせてくれた二時間でした。
(富永茂寿)

「平和の集い」に1100人 神奈川・みなみ医療生協逗子東支部

 平和の願いを発信しようと、逗子市の池子小学校で「親子映画」上映にとりくみはじめてから二四年が経ちました。
 ことしは「平和の集い」に発展させようと企画し、支部に平和班をつくって、被爆者の会、九条の会、コープかながわエリア会などに協力を呼びかけました。
 「非核平和都市宣言」をして七年目の逗子市と共催で、八月二六日から三日間を「逗子平和デー」として開催。のべ一一〇〇人以上が来場し、市民コンサート や親子映画会、シンポジウムや写真展などに参加しました。
(清水多恵子)

内部被ばくのおそろしさ学ぶ 徳島県民医連

 一〇月一日、県社保協の総会に先立って、原発学習会を開きました。民医連から二六人の職員が参加しました。
 愛媛・新居浜協立病院の曽根康夫医師を講師に招き、くわしくお話をしていただきました。とりわけ放射能汚染に関して、政府の説明のいい加減さや放射線の基準値の問題、内部被ばくのおそろしさが語られました。
 脱原発に向けて、認識をあらたにした学習会でした。
(石川弘和通信員)

161回目の被爆者健診 千葉健生病院健康友の会

 一一月六日、健生クリニックで一六一回目の被爆者健診がありました。八一人が受診しました。
 当友の会では、年四回の被爆者健診の際に、入会や『元気』のおすすめをしています。
 最近は高齢化が目立ち、家族といっしょに訪れる方も増えています。Aさん(男性)は、五年分の会費を払い、笑顔で「生きる目標にするから」と。Bさん (女性)は、「私八三歳になったわ。元気でしょ!」とパワーを見せてくれます。
 健生クリニックから離れたところに住んでいる方々も会費を払ってくれます。「とても親切で、気持ちよく健診が受けられる」という言葉にほっとします。健 診に来られる方々の健康やくらしに、友の会としてもっとお役に立ちたいと考えるきっかけにもなっています。
(伊藤則子通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気1月号No.243より

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