いつでも元気

2011年12月1日

ともに復興!

被災地でも『元気』 東京・三多摩健康友の会

torikumi242_01 九月二三~二五日、石巻震災復興支援ボランティアツアーに参加しました。
 お米や調理用具、生活用品 などの支援物資を詰めこみ、一二人が車四台で出発。石巻市内にある仮設住宅(七〇世帯)に物資を届けました。みなさん、とても喜んでくださいました。
 米や野菜を手渡していると、現地の友の会員の方が『元気』を持って、「こっちでもがんばっているよ!」と声をかけてくれました。九人家族が二つにわか れ、仮設住宅で暮らしているとのこと。お見舞いを申し上げると、「全員無事だったから…」と話してくださいました。
 こちらが元気をもらった救援活動でした。全国どこでも、友の会員との出会いはうれしいものです。
(吉住タミ子)

温かさに元気もらう 医療生協かながわ

 当医療生協では、九月九~一一日、気仙沼市唐桑地区へ復興ボランティアツアーに出かけました。職員と組合員総勢三八人が参加しました。
 以前からお付き合いのある、わかめ昆布販売業者「マルトモ水産」にお見舞いにうかがった際、?唐桑復興支援協同体?の存在を知ったことがきっかけです。養殖漁業の復興を柱に、地域にお金がまわるように復興支援セールやツアーにとりくんでいる組織です。
 ボランティアの内容は、牡蠣の養殖作業を手伝うことでした。いまこの時期に作業をしておかないと、この先二年間無収入になってしまうとのこと。「政府の 支援を待っていたのでは復興に時間がかかる。自分たちの力で立ち上がる」との思いで、協同体をつくり、ボランティアを受け入れはじめたのだそうです。
  現地の方々を励ますつもりが、そのがんばりと温かさに、逆に元気をもらって帰ってきました。
(岩瀬祐香)

お見舞い絵手紙に感動 宮城・大崎健康福祉友の会古川支部

 九月一一日、「第二四回健康まつり」を古川民主病院で開きました。天候にも恵まれ、友の会員や地域住民約九五〇人が参加しました。
 記念講演では、女川町議会議員が「女川原発で何が起こったか」をテーマにわかりやすく講演。復興支援バザーも盛況で、六万円を超える売上げがありました。
 友の会の絵手紙愛好会は、「絆を結ぶ絵手紙展」を開催。日本絵手紙協会を通して全国から届いた絵手紙を、友の会員の作品とともに展示しました。「励まし の絵手紙ありがとう。元気づけられました」「絵手紙ひとつひとつの言葉が胸に響き、涙しました」などの感想が寄せられました。
(平沢勇喜通信員)

民医連の力に驚き 東京・健和友の会

 九月二二日、長瀬文雄・全日本民医連事務局長の講演を聞く機会を得ました。「三・一一以降にとりくんだ民医連運動の内なる課題」というテーマでした。
 いち早く被災地支援に駆けつけたり、募金を集めたり、精いっぱい奮闘した民医連の力に驚きました。同時に、「災害に強いかどうか」という視点で院所を見る必要も提起されました。
 さらに、健和会の支援チームが、避難所で赤ちゃんを沐浴させている姿が映し出され、心を打たれました。
(弓正幸通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気12月号No.242より

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