いつでも元気

2011年10月1日

平和の季節

平和行進をお茶で接待 岡山医療生協

torikumi240_04 ことしも七月一八日、平和行進が西大寺にやってきました。
 いつも天気に恵まれるのですが、台風六号の接近で朝から雨降りでした。その影響か、行進は予定より三〇分ほど遅れて休憩場所の公園に到着。
 二〇人あまりの組合員が、お茶の準備をして待っていました。渇いたのどを潤してもらい、冷たいシャーベットもサービス。
 少し手前で合流して、いっしょに行進する組合員の姿も。ことしはいつもの「核兵器廃止」に、「原発はいらない」のシュプレヒコールが加わりました。
(湯原明慧通信員)

「憲法って素敵」 北海道・十勝勤医協友の会連絡会

 八月四日、当友の会連絡会と民医連十勝ブロック九条の会の共催で「憲法と国民投票法」の学習会を開きました。
 高校教師の山本政俊氏を講師に迎え、昼の部・夜の部と二会場にわけておこないました。あわせて一五〇人が参加しました。
 日常生活の中にある事柄を通し、憲法についてわかりやすく話していただきました。戦前・戦中の反省の中から憲法が生まれたこと、私たちが日々指針として いる「民医連綱領」が憲法の理念に基づくものであることなども学びました。
 「憲法って素敵だなあとあらためて気づいた」「若い職員の方々と一緒に学べてうれしかった」などの感想が寄せられました。
(高野幸雄通信員)

川瀬氾二氏の遺志受け継ぐ 北海道・道東勤医協友の会連合会

 当友の会九条ネットの第一一回交流会で、三宅信一氏(元北海道教育大学教授)に講演をしていただきました。
 全国一広い自衛隊演習場のど真ん中に四十数年にわたって住み続け、「自衛隊は憲法違反」「二万町歩を農民に返せ」と訴え続けた川瀬氾二さんが亡くなって から二年が経ちました。その川瀬さんが遺した原稿をもとに、『矢臼別の馬飼いと自衛隊』を編集したのが三宅氏です。
 川瀬さんに対する尽きせぬ思いや出版に至った経緯のほか、矢臼別に学生と援農を始めた当時のことなどを話し、「矢臼別は私の大学院だ」と語りました。
 川瀬さんの生き方を学び、「矢臼別演習場を農民に返せ」と声高に訴えたいです。
(亀井武通信員)

地元の戦争記録を次世代に 福岡・健和会門司健康友の会

 七月三〇日、大里おおかわ診療所で「第三回平和のつどい」を開きました。地域の方や職員など、五〇人が参加しました。
 三歳から中国の大連で暮らし、戦後、残留孤児となった弟と妹を探して三三年ぶりの再会を果たした方の半生を聞きとりました。北九州市門司区を襲った空襲の話もうかがいました。
 戦後六六年が経ち、当時の戦争体験、とくに地元の門司に何が起こったのかを知る人が年々少なくなってきています。このとりくみを通して記録を残し、平和の尊さを子どもたちに伝えたいと考えています。
(岩本恵介通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気10月号No.240より

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